基地はいらない!女たちの全国ネット 加藤賀津子
上映東京事務局の貞末さんと、湯布院製作本部の松村真知子さんと相談して、急遽7月6日に首都圏初の「梅香里」特別試写会を催しました。
急な呼びかけにもかかわらず、40名ばかりの方が参加。西山正啓監督も福岡から駆けつけてくれました。
「水俣」シリーズで知られる土本典昭監督、「在日」の呉徳朱監督、翌日の公開学習会でこの作品も生徒に見せるという名取弘文さん、NHKで骨太のドキュメンタリーを制作している池田恵理子さん、朝日の論説委員の川名紀美さんたちがそれぞれの感想を述べ、エールを送ってくれました。
「梅香里」は「沖縄」を彷彿させてくれました。
梅香里にしろ沖縄にしろ米軍基地さえなければあんなに豊かな自然に恵まれ、静かで豊かな人々の暮らしが存在し得たはずなのに、と思います。米軍の射爆演習場とされたがため、自然も破壊され、あれほど生存権も生活圏も脅かされているという、あまりの不条理に怒りがふつふつと沸いてきます。いったい安全保障とは誰のため、何のための保証なのでしょうか。どうやら私たちは人間らしく生きようとする生存権、生活権、環境権を守るために国境を越えて民衆たちが手をつないで闘っていかなければならない時期にきているようです。
「梅香里」をできるだけ多くの場でたくさんの人々に観ていただいて、手をつないで行くことを考える場にしていただけるといいなと願っています。
東京では2回目の試写会を8月2日(木)池袋のメトロポリタンプラザ10階にあるエポック10で開きます。千葉や埼玉、神奈川の人たちにも呼びかけるつもりです。どうかみなさん東京で首都圏各地で上映会がうまくいくように応援してください。よろしくお願いしす。
東京での第一回 試写会を終えて、
東京上映実行委員会が発足しました!
7月6日に行われた関東圏初の「梅香里」特別試写会によって、東京上映実行委員会が発足し、7月25日には第一回実行委員会が開かれました。
9月10月の土曜日・日曜日に都内で空いている上映会場を押さえるのは至難の業で、どうにか予約が可能だった9月16日(日)=文京区民センター、と10月6日(土)=新宿・角筈文化ホールで会場を使わせていただけることになりました。
シンポジウムなどの詳細は、次回実行委員会(8月11日(土)神楽坂SCATセミナールームにて14:00〜)までの課題に残し、とり急ぎ会場だけ決定しました。
加藤賀津子さんはじめ、参加に挙手してくださった皆様の熱心さに触発されながら、東京上映事務局はインターネットなどもフル活用しつつ、広くみなさんへのご協力呼びかけをすすめております。
8月2日にエポック10で行われる第二回・東京特別試写会によって、さらに上映実行委員会への参加を皆さんに募り、活気ある映画「梅香里」東京上映会の成功にむけて頑張りたいと思います!
皆様、こぞってご参加いただけますよう。
お力添えをどうぞよろしくお願いいたします。
上映プロデューサー 貞末麻哉子